3年生 社会科見学 百人一首の歌枕を訪ねて

今日は,百人一首の歌枕として知られる県内の歌碑・景色をみることで,和歌に興味を持つとともに,歌に込められた作者の思い,歌の背景を知り自分の考えをまとめることをめあてとして,多賀城、松島方面にいきました。
主な見学場所は3カ所です。
  宝国寺 末の松山歌碑  沖の石 跡  松島の雄島
見学の講師には,宮城県かるた協会 会長 遠藤 健一 元名人が子どもたちを案内してくれました。また,宮城県かるた協会 椿 威 先生,先に柴田小にも来てくれた西舘先生,仙台鵲会で百人一首かるた東北中学生チャンピオンの板橋さんも来てくれました。
 先の´↓は,百人一首の次の歌に詠まれています。
 ,舛りきな かたみにそでを しぼりつつ すゑのまつ山 なみこさじと  は 清原元輔(後拾遺和歌集)
 △錣袖は 潮干に見えぬ 沖の石の人こそ知らね乾く間もなし.
                      二条院讃岐『千載和歌集』
 8せばやな 雄島のあまの 袖だにも  濡れにぞ濡れし 色は変はらず
                       殷富門院大輔 『千載集』 
 講師の遠藤先生は,歌の意味や背景を,小学生にも分かり易く説明してくれ,自分が名人戦を戦ったときのエピソードなども話してくれました。
 子ども達なりに、一つの道を極める難しさ、楽しさを感じたようでした。
 子どもたちは,ずっと昔に,この風景を見て歌が作られ,それが,今でも受け継がれていることに、改めて日本の伝統文化の重みを感じていたようでした。
 大人になるにつれて,いろんなところに行ったり,いろんな体験をする中で当時の歌人の気持ちを理解できたり,歌が作られ時代の背景,その歌の持つ素晴らしさも理解できる日も来るでしょう。
 椿先生には,立て札の読み方や,百人一首と共に奥の細道の舞台としてこの地が残っていることも教えてもらいました。
 板橋さんには,札流しを披露してもらいましたがあまりの速さにびっくりしたようでした。でも,西舘さんとともに,いつか挑戦してみたいという気持ちも芽生えたようです。
 末の松山を前に,得意札の歌を読んだり,松島の砂浜を走ったり,いろいろな百人一首の話をしたりと,楽しい一日でした。
 空は快晴。すこし暖かくなった春の一日。
 遠藤先生から,百人一首の歌碑巡りをライフワークにしている人の話も聞き,子どもたちの百人一首の世界がまた一つ大きく広がりました。
 写真は、末の松山、沖の石編です。
 
2019年03月18日(月) No.465 (学習活動)

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