「言葉家・詩人 島 和右衛門先生によるによる書き下ろし実演」

 今日は、6年生に卒業記念授業として、国語「言葉家・詩人 島 和右衛門先生によるによる書き下ろし実演」を行いました。
 これは、国語,書写の発展としてプロの筆耕・言葉家として活躍する岩手県花巻市在住の島和右衛門氏の作品制作実演に触れることを通して,芸術の奥深さを知るとともに豊かな情操を育むこと、
書道芸術に興味関心を高めるとともに,言葉家として人々に夢を与える,講師の生き方を通して,一つの道を極めること,将来の夢に向かって努力するキャリア教育の一助とすることをねらいとしました。
 授業では、子ども達が一人ずつ、『私の夢』というテーマで、スピーチし、先生からの講話がありました。和右衛門先生は、言葉家とはどんな仕事か、言葉家を目指してと今ということで、子どもたちのスピーチを受けて、夢を持つことの大切さ、夢がいろいろな形に変化していくことへの心構え、毎日200枚練習しながら書いてきたことなど、子ども目線でお話してくれました。
 その後、子ども達一人ずつコメントを含めながら,書き下ろしの実演を見せてくれ、好きな言葉(努力・絆・夢・未来など)を揮毫してくれました。
 鮮やかで、豪快・繊細な筆さばきに見とれるとともに、言葉の持つ力と言うものを子どもなりに感じたようです。卒業生には、家族の名前を入れた家族歌の色紙が贈られました。言葉が力になり、人の心を温かくする。言葉を感じ取った12人の子ども達は、和右衛門さんの言葉をかみしめ、一週間後の卒業式に臨みます。
 心に残るすてきな時間と、一生残るプレゼントをいただきました。
いつか、和右衛門先生のように言葉で気持ちを語り継げるようになりたいという感想もありました。



2019年03月08日(金) No.439 (学習活動)

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