楽しい保健掲示板 来月は何かな?

 柴田小の正面玄関を入るとすぐに目につくのが,保健の掲示板。
毎月,保健の先生の手作りのもので,クイズやおみくじ,など毎月趣向を凝らした内容で自然と子どもたちは,健康について関心を高めていきます。
 今月は,クリスマス気分の冬の健康。
 子どもたちが今日もいっぱいです。
*先の,学校保健委員会での各校医さんからいただいた指導助言を下記に記載します。
○目を近づけて本を読んだりゲームをしたりしている。視力低下にならない指 導は?
  眼科校医・・・基本的には読み書き共に、目との距離を30cm離すこ         と。近づけては絶対にダメ。参観日などで子どもを後ろから        見て背中が斜めになっていたら、その子は近視になっている        か、将来確実に近視に移行する。まず姿勢が大切!寝そべっ        て見るのが一番良くない。こたつで本などを見る場合は、小        さい子どもは30cmの距離をとるよう家庭で工夫を。
○口呼吸について
  耳鼻科校医・・・夜寝るときに部屋が寒いと、顔を布団から出して寝てい         る場合、朝起きたときに鼻づまりになってしまう。鼻づま         り=口呼吸になるので、可能ならば夜寝るときは部屋を暖         め、加湿(50〜60%)を。口呼吸をしていると、喉が         乾燥して喉の粘膜の下にある繊毛がなくなってしまう。繊         毛がなくなると、かぜなどの感染症にかかりやすくなる。         鼻呼吸をするために、鼻炎などの鼻づまりの改善を。ま          た、こまめにうがいや水・お茶を飲むなどして常に喉を湿         らせておくこと。
■指導,助言
  ◆歯科校医・・・口呼吸は、歯科の面からも良くない。口呼吸をしている          と、口の中や歯ぐきなども乾燥してしまう。むし歯や歯          肉炎になりやすくなる。鼻呼吸を意識して。
 ◆内科校医・・・インフルエンザや胃腸炎、今年はまだ少ない。これから増          えてくる可能性あり。
 ◆耳鼻科校医・・・先月から、喉カゼが増えてきている。寒暖差が大きいと          鼻づまりが増える。寒さが本格的になってきたので、イ          ンフルエンザウイルスが低温・乾燥で活発になるのでこ          れから要注意。
 ◆眼科校医・・・紫外線の影響で目の病気が増えている。翼状片という病気         は、若い人がなると再発を繰り返すため大変。子どもの目         を紫外線から守るため、必ず帽子をかぶらせて。目のとこ         ろが日陰になると良い。真夏などは、日陰で休むように。
         セレクトテレビ、日常的に行えるようになると良いが。子         どもと遊ぶ時間を作って欲しい。
 ◆歯科校医・・・柴田小の1人平均う歯経験歯数は0.41本で町内に比べ         て少なく、良かった。児童保健体育委員会のブラッシング         指導は良い取り組み。委員本人たちが勉強になる。
 ◆薬剤師・・・(薬局のある)岩沼市もインフルエンザの流行はまだない          が、りんご病がでている。1回の服薬でよいインフルエン         ザの薬が昨年発売されたが、やや高価です。
□養護教諭より
  健康面に関する児童の様子や、運動能力・体力面の児童の様子などについ ての報告の後、上記のような話合いがあり、閉会の挨拶ではPTA副会長よ り「引き続き家庭でも、目・ゲーム・姿勢などしっかり教育していきた。」 というお話をいただきました。ぜひ、ご家庭でも参考にしていただければと 思います。
2018年12月21日(金) No.288 (学校生活)

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