「マイ硯(MY SUZURI)」作り・・・硯を彫ったよ

今日は,書写授業の発展として,硯の原石を彫り,世界に一つだけの「マイ硯(MY SUZURI)」を作るという体験を通して,書写への関心を高めるとともに豊かな情操を育む機会とすることをねらいとして,下記の日程で児童の硯彫り体験を実施しました。。
これは,日本一の硯の生産地である石巻市雄勝町の雄勝硯生産販売協同組合が実施している,みやぎ絆大使でローマ在住の石の彫刻家・武藤順九さんと協力した,「マイ硯(MY SUZURI)」作りを,仙台ロータリークラブの協力により本校児童を対象に実施しているものです。
雄勝硯生産販売協同組合職員を講師に,硯を作る原石から,実際に硯を彫る体験を行いました。。
児童が彫った硯は,硯職人が,研磨,塗りを行い,2月以降に,本人にプレゼントされます。
完成した硯は,『世界で一つだけのマイ硯』として,大切に使ってほしいと思います。
 尚,夕方のてれまさむねで,今回の様子が下記のように放映されました。〔NHKホームページより〕
震災で大きな被害を受けた石巻市雄勝町の特産品,「雄勝硯」の製作を体験する授業が28日,柴田町の小学校で開かれました。
この体験授業は,震災からの復興をPRしようと,「雄勝硯」の生産や販売を手がけている雄勝町の団体が県内各地の小学校などをまわって開いています。
柴田町の柴田小学校で開かれた28日の授業には,全校児童46人が参加しました。
子どもたちははじめに,すずりづくりに使われる雄勝石の特徴について説明を受けたあと,彫刻刀や電動ドリルの使い方を教わりました。
このあと,子どもたちは,慣れない手つきで雄勝石を削り,星型やハート型などの思い思いの形につくりあげていきました。
28日つくられたすずりは,団体の職員が持ち帰って仕上げたあと,来年の2月に子どもたちの手元に届く予定だということです。
「雄勝硯」は震災前,国内で生産されていたすずりの9割のシェアを占めていましたが,津波で大きな被害を受けてほとんどの加工場が生産の停止を余儀なくされ,現在,少しずつ生産を再開しています。
小学5年生の男の子は「石を掘るのは大変だったけどとても楽しかったです。できあがったすずりは大切に使っていきたい」と話していました。
下記ホームページにて見ることができます。
www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20181128/0003727.html
2018年11月28日(水) No.234 (学習活動)

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