今年最後の授業参観時の話

 今年度も早いものであと一か月をきりました。今校長室では,桜の枝をバケツに入れています。卒業式まで花が咲くかどうか,楽しみです。さて,本日はお忙しい中,今年度最後の授業参観・学年懇談会においでいただき,ありがとうございます。保護者の皆様には,日頃より学校に対しましてご支援・ご協力をいただきまして,大変ありがとうございます。感謝申し上げます。
 3学期もあと一か月あまりで春休みです。1月,2月を振り返りますと,とても寒く雪が毎日のように降って冬らしい冬でした。1月には昨年に引き続き,台湾から体験入学ということで,1,4年生に「鈴木兄弟」が3週間,柴田小学校で勉強していきました。また,インドネシア,韓国,ラトピアの留学生をお招きし,国際理解教育を進めました。
 学校行事では冬らしい「書きぞめ」「カルタ大会」「縄跳び大会」など,柴田小学校がこれまでやってきた伝統的な行事も行いました。「カルタ大会」では,すべて子どもたちの手作りで,柴田のふるさとにちなんだものをテーマに作りました。いじめに関する札も今年は登場しました。
食育にも力を入れた3学期でした。5年生は柴田町食生活改善推進委員の方からお手伝いいただき,郷土料理を作りました。メニューは手作りソーセージ,ゆず入りふろふき大根,ゆずサイダーでした。調理を通して地元の食材や料理に触れ,地元柴田町のよさを見直すよい機会になりました。
 その他,社会福祉協議会の方々を迎えた防災プログラム学習,福祉学習,海老穴の陶芸家の太田先生指導のもと「灯りの学習」や6年生の卒業制作など,多様な学習を展開することができました。
 また,5年に1回しか回ってこない子ども議会を,5/6年生が経験しました。「わくわくのもりのこと」「農業改善センターのこと」「地域内の街灯のこと」について,意見を町長さんにぶつけました。その結果,すぐに町長さんが動いてくれまして,入間田郵便局のあたりに街灯が設置されました。このような経験から子どもたちは政治と生活の関係を直接実感することができた貴重な体験になりました。
 また,年間を通して,行ってきた放課後学習室では,1月の時点で,38回開催延べ人数993名となり,柴田町の学校で児童数が一番少ないのに,参加人数がトップになりました。放課後も宿題など自ら学ぶ子どもの姿が見られましたことを報告させていただきます。
 さて,本日の子どもたちの学習の様子はいかがでしたか。先日は,「学校関係者評価委員会議」が行われ,委員の方々から学校経営に対して様々なご意見をいただきました。今後も,出されたご意見から,次年度の学校経営を考え,これからも,行きたい学校,通わせたい学校を目指して教職員一同次年度も頑張っていきたいと思います。 最後になりますが,3学期インフルエンザによる学級閉鎖が3年生でありましたが,大きな流行には至らず,今は落ち着いています。また,大きな事故等もなく,ここまできました。これも,PTA役員様始め,保護者の皆様のお力添えのおかげと感謝しております。あと残り1ヶ月。変わらぬ御支援,御協力を御願いいたします。以上で,校長挨拶とします。
2017年03月01日(水) No.16

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